負傷報告漏れのシーホークス、重大な罰則は回避か
2017年02月06日(月) 11:24コーナーバック(CB)リチャード・シャーマンの負傷を報告しなかったシアトル・シーホークスだが、重大な罰則が科されることはなさそうだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、シーホークスはシャーマンの故障についてMCL(膝内側側副靭帯/ひざないそくそくふくじんたい)とリストに記載すべきだったところを怠ったものの、故障を隠蔽(いんぺい)していたことに対する重い処分は下されない模様だという。リーグはシャーマンのMCL負傷に関する医療上の資料を全て提供されて最終調査の段階にあったものの、それが終わった結果として、シーホークスが深刻な規定違反をしていないことが判明したとラポポートは伝えている。
今シーズン終了直後、シーホークスのヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルはシャーマンがリストに1度も記載されていない負傷を抱えていることを認めた。
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今回の流れはシャーマン自身の予想と一致する。先週、プロボウルが開催されたオーランドで、シャーマンは2015年にインディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)であるアンドリュー・ラックの肋骨(ろっこつ)のヒビが報告されていなかったにもかかわらず罰則を受けていないことを例に挙げ、同様の違反でもしNFLがシーホークスに罰則を科すのであれば奇妙だと語った。シャーマンはまた、膝の状態は“そんなに深刻でなかった”とも話している。
当時、リーグのスポークスパーソンはNFLがシアトルの件をいまだ調査していると明かし、プレーオフ前にランニングバック(RB)リベオン・ベルの鼠径部(そけいぶ)の負傷を報告していなかったピッツバーグ・スティーラーズが規定を違反していないかどうかについても調査段階だと述べていた。
ラポポートはこの決定の際にはシャーマンがいかなる時間も休養していないこと、プロボウルにも参加していることが非常に重要な要素となるだろうとつけ加えた。しかしながら、ドラフト指名における何らかの小規模な罰則が科される可能性もある。シーホークスは以前、OTA(合同練習)での接触プレーがNFL規定に違反したとしてドラフト5巡目指名権をはく奪されている。今回の件でチームが規定違反の常習者と見なされてもやむを得ないとラポポートは続けた。
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当時、リーグのスポークスパーソンはNFLがシアトルの件をいまだ調査していると明かし、プレーオフ前にランニングバック(RB)リベオン・ベルの鼠径部(そけいぶ)の負傷を報告していなかったピッツバーグ・スティーラーズが規定を違反していないかどうかについても調査段階だと述べていた。
ラポポートはこの決定の際にはシャーマンがいかなる時間も休養していないこと、プロボウルにも参加していることが非常に重要な要素となるだろうとつけ加えた。しかしながら、ドラフト指名における何らかの小規模な罰則が科される可能性もある。シーホークスは以前、OTA(合同練習)での接触プレーがNFL規定に違反したとしてドラフト5巡目指名権をはく奪されている。今回の件でチームが規定違反の常習者と見なされてもやむを得ないとラポポートは続けた。