ファルコンズが守備コーチ陣の入れ替え、DCスミスは降板
2017年02月09日(木) 09:21アトランタ・ファルコンズが守備コーチ陣にテコ入れを敢行する。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地8日(水)、ファルコンズはリチャード・スミスを守備コーディネーター(DC)職から降板させ、ディフェンシブライン(DL)コーチのブライアン・コックスを解任したと報じた。スミスは助言役としてチームに残るともラポポートは伝えている。
加えて、チームは新DCに内部からディフェンシブバック(DB)コーチのマーカンド・マニュエル、ラインバッカー(LB)コーチのジェフ・アルブリックの2人をその候補に挙げているようだとラポポートは報じた。
『The Sporting News(ザ・スポーティング・ニュース)』がこのニュースを最初に報道。
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ファルコンズに所属する以前はデンバー・ブロンコスでLBコーチを務めた61歳のスミスは2015年からファルコンズのDC職に就いていた。
多くの人が今回の人事を25得点のリードを守り切れなかった第51回スーパーボウルに原因があるとみなすかもしれないが、ラポポートはファルコンズのヘッドコーチ(HC)ダン・クインがある程度前から守備コーチの変革を望んでいたようだとも報じている。少なくとも今シーズンの半数の試合でクインは自らプレーコールの役割を務めていたそうだ。
スティーブ・サーキジアンを新攻撃コーディネーター(OC)としてチームに加えたばかりのファルコンズは、同様に新DCの調査に踏み出すことになる。
今シーズン終盤にかけては大きな改善が見られていたファルコンズ守備陣ではあったが、シーズン全体を通した成績は被得点数が27位、被獲得ヤード数は25位にランク。それでも、新人LBのディオン・ジョーンズがリーグトップクラスの守備選手へと成長したことはチームにとって大きな収穫だった。
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