ピッツバーグ・スティーラーズとアウトサイドラインラインバッカー（OLB）ジェームス・ハリソンの両者は、契約をもう1年更新することを希望しているようだ。

『NFL Network（NFL　ネットワーク）』のイアン・ラポポートは現地時間21日（火）、ハリソンのエージェントとスティーラーズの双方が契約更新を望んでいると伝えている。

「双方による交渉はまだ行われていないものの、契約更新は時間の問題」だとラポポートはコメントした。

スティーラーズの球団社長であるアート・ルーニー2世は先月、地元紙『Pittsburgh Post-Gazette（ピッツバーグ・ポスト・ガゼット）』に対して「ハリソンとの契約更新には前向きだ、彼もそう感じているだろう」と述べている。

ハリソンは38歳を迎えてなお力が衰えておらず、2016年のレギュラーシーズンでは758回のスナップ中、5回のサックをマークし、プレーオフでさらに2.5回のテイクダウンを記録している。

ハリソンのように年を重ねても強力なラインバッカーとして活躍できる選手は決して多くない。そんな中ハリソンは長きにわたって相手チームに要注意人物としてマークされ続けた。『Pro Football Focus』はハリソンをリーグ11位のエッジラッシャーと位置付けしており、その実力にはまだまだ陰りがない。

そんなハリソンがスティーラーズの即戦力としてプレーを続けるのかは今後の動向次第だ。