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スティーラーズRBベルは手術回避で決定へ

2017年02月23日(木) 09:06

ピッツバーグ・スティーラーズのリビオン・ベル【AP Photo/Ed Zurga】

第51回スーパーボウルウイーク中、ピッツバーグ・スティーラーズのランニングバック(RB)リビオン・ベルは鼠径部(そけいぶ)の負傷について手術を避ける方向にあると明かしていた。どうやら、この先もその予定に変更はないようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地22日(水)、ベルがプレーオフ後にドクターと話し合った結果、手術は回避することで決定したようだと報じた。ラポポートによれば、もしベルに手術が必要であった場合は今頃すでに手術が行われていたはずだとのこと。

負傷の影響でプレーオフでのニューイングランド・ペイトリオッツ戦にほとんど出場することができなかったベル。今月初旬、ベルはNFLネットワークに対してAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦の前から鼠径部を痛めていたことを告白していた。

ベルは「プレーオフ中、俺が鼠径部を痛めていたなんて誰も気づかなかっただろう。マイアミ・ドルフィンズ戦で痛みが出た。カンザスシティ・チーフスとの試合では痛みを押して出場したが、ペイトリオッツ戦では限界が来てしまった」と述べている。

現在、NFLはこのベルの負傷に関してスティーラーズ側が適切な負傷報告を行わなかったとして調査中。

じきにフリーエージェントとなるベルにとって手術回避という知らせが持つ意味は大きい。3月1日(水)を迎える前にスティーラーズはベルに対してフランチャイズタグを付ける可能性が高い。おそらく、スティーラーズは市場で提示される契約内容と同程度の長期契約をベルに提示することになるだろう。