パンサーズ、DEアディソンと3年の再契約
2017年02月27日(月) 09:21市場オープンまで残り2週間を切った現地26日(日)、カロライナ・パンサーズは一足先にディフェンシブエンド(DE)マリオ・アディソンと再契約に至った。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、この契約は3年およそ2,200万5,000ドル(約25億2,600万円)となる見込みだ。
アディソンは3月9日にUFA(無制限フリーエージェント)となる予想が強かったものの、今回の契約によって2019年シーズンまでパンサーズに所属することとなる。
ジェネラルマネジャー(GM)デーブ・ジェトルマンはチーム声明文の中で「マリオはリーグでも優秀なパスラッシャーとしてチームに貢献してきた。これは当然の契約だ。彼は相手チームのクオーターバック(QB)にプレッシャーを与えてくれる。このチームでさらなる活躍を期待している」と語っている。
先シーズンは落胆する結果となったチームであったが、そんな中でもアディソンの活躍には目を引くものがあった。先シーズンのアディソンはキャリア最高の9.5サックを決めており、2014年から積み上げた合計22度のQBテイクダウンはこの期間のチーム記録になっている。
アディソンはパンサーズに5人にいるUFAディフェンシブライン(DL)選手の内、チームと再契約を果たした1番最初の選手となった。チームはアディソン同様、今オフFA選手のトップテンであるディフェンシブタックル(DT)のカワン・ショートにも莫大な予算をつぎ込んでの再契約を結ぶか、あるいは、1,361万5,000ドル(約15億2,700万円)のフランチャイズタグを付けることが予想されている。また、これまでパンサーズ一筋で来た30歳のワイドレシーバー(WR)チャールズ・ジョンソンも市場に顔を出すことになりそうだ。