パンサーズはDTショートにフランチャイズタグ
2017年02月28日(火) 10:54カロライナ・パンサーズは現地27日(月)、5年目の実力派ディフェンシブタックル(DT)カワン・ショートにフランチャイズタグを付けた。
7月15日(土)まで、双方は長期契約交渉を行うことができる。もし仮に交渉が難航すれば、ショートは2017年の1シーズンをおよそ1,361万5,000ドル(約15億3,500万円)でプレーすることとなる。
ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラが今月初旬、チームがフランチャイズタグをショートに指定するとの発言をしていたため、今回の動向は大方の予想通りではあった。ショートは先シーズン、インテリアディフェンダーとしてリーグでも3位にランクするほどの活躍ぶりを見せている。
2015年からショートが記録した17サックはリーグ3位にランクし、昨シーズンは17クオーターバック(QB)ヒット、12ロスタックル、6度のテイクダウンも奪っている。
ショートは新契約におよそ1年で1,700万ドル(約19億1,600万円)から1,900万ドル(約21億4,000万円)を求めると見られるが、その金額に達することが可能かどうかは定かでない。同僚のDTスター・ロトゥレレアが2017年のシーズン終了後にフリーエージェントとなるため、ジェネラルマネジャー(GM)デーブ・ジェトルマンは現在育成中のDTバーノン・バトラーのパートナーとなる新たな戦力獲得に動き出すかもしれない。
どちらにせよ、今回のフランチャイズタグに関しては昨年よりも混乱を招かないように努めるべきだ。2016年、コーナーバック(CB)ジョシュ・ノーマンにフランチャイズタグを付けたチームは最終的にこれを撤回し、オールプロの同選手を放出。この契約交渉時のやりとりは醜態をきわめるものだった。
今回ばかりは少なくともあと1年間、パンサーズにタグ付けした選手の面倒を見てほしいところだ。