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チーフスがSSベリーと6年88億円契約に合意

2017年03月01日(水) 07:08

カンザスシティ・チーフスのエリック・ベリー【AP Photo/Ed Zurga】

カンザスシティ・チーフスがストロングセーフティ(SS)エリック・ベリーと新たな契約をまとめたようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地28日(火)、情報筋の話として、ベリーが4,000万ドル(約45億1,000万円)保証の6年7,800万ドル(約87億9,400万円)契約に合意したと報じた。

この契約により、セーフティとしてはベリーが最高年俸を受け取ることになる。ベリーに次いで高い報酬を得ているのはアリゾナ・カーディナルスのタイラン・マシューとミネソタ・バイキングスのハリソン・スミスだ。

昨年7月に行われた契約交渉では両者に「相当の開き」があった影響で、長期契約にこぎつけられなかったが、今回の契約はベリーにふさわしい内容と言えよう。

フランチャイズタグ指定を受けている28歳のベリーは今月始め、「カンザスシティでキャリアを終えたい。そこでプレーがしたいんだ。街も好きだし、バイブも気に入っている。チームメイトだって大好きだ。あいつらのことはチームメイト以上に思っている。いろいろなことを乗り越えてきたし、あいつらにはたくさん支えられた。チームだってそうだ。でも、今年はフランチャイズタグ指定でプレーしたいとは思っていない」とコメントしていた。

最近では26日に『The Kansas City Star(ザ・カンザスシティ・スター)』に新契約に向けて「辛抱強くい続ける」と明かしており、そのアプローチが実った格好だ。チーフスはディフェンシブタックル(DT)ドンタリ・ポーをフランチャイズタグ指定とする可能性が高いという。