ジェッツ、ベテランWRマーシャルを放出へ
2017年03月03日(金) 13:46本人の意向により、ニューヨーク・ジェッツがベテランのワイドレシーバー(WR)ブランドン・マーシャルを放出することになった。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地2日(木)、この決定に携わった関係者からの情報に基づいて報じたもの。
今回の報道の数日前には、同チームがコーナーバック(CB)ダレル・リービス、センター(C)ニック・マンゴールドの放出間近であると伝えられていた。これら全ての選手に関わる動向は3月9日に市場がオープンした際に正式なものとなる。
マーシャルは2015年にシカゴ・ベアーズからジェッツにトレード。ジェッツでの1年目にはレシーブ数109回、レシーブヤード1,503ヤードをマークして球団記録を樹立し、同年のレシーブタッチダウン数は球団タイ記録でもあった。先シーズンには788レシーブヤード、3タッチダウンを記録している。
今月中に33歳の誕生日を迎えるマーシャルには、2017年に750万ドル(約8億6,000万円)が支払われる予定だった。ラポポートが指摘するように、マーシャルを放出することによってジェッツのサラリーキャップには700万ドル(約8億円)分の余裕ができ、デッドマネーの発生もない。
NFLで12年目のシーズンに突入するマーシャル。ジェッツ離脱が正式なものとなれば、マーシャルはスーパーボウル制覇を狙えるチームへの移籍を希望するだろうとラポポートは述べている。これまでにデンバー・ブロンコス、マイアミ・ドルフィンズ、ベアーズ、ジェッツと、4チームでプレーしてきたマーシャルだが、ポストシーズンの試合を経験したことは一度もない。