タイタンズHCムラーキー、QBマリオタの回復具合に言及
2017年03月06日(月) 11:46テネシー・タイタンズはスタークオーターバック(QB)マーカス・マリオタの術後に楽観的な姿勢を見せている。
ヘッドコーチ(HC)マイク・ムラーキーが今週、NFLスカウティング・コンバインの中でマリオタについて言及した。12月末に右足の腓骨(ひこつ)を骨折したマリオタは現在オレゴン州にある新居で過ごしているものの、トレーニングキャンプまでには復帰できる見込みとなっている。
ムラーキーは「彼は自宅で家族と一緒に過ごしているはず。彼がオレゴンに新居を構えたのは知っている。4月17日まで選手は自由だが、それも第一段階がスタートするだけで参加は自由。ただ、われわれはマーカスが日々リハビリに励んでいることは知っている。トレーニングスタッフと密に連絡を取り合っている。彼の状況は逐一把握しているし、ちゃんと全部の記録が残っている。何が起こっているかは確認している」と語った。
ムラーキーはマリオタがまだ足に保護用の固定具を装着していると明かしたが、負傷箇所は元の筋力に戻りつつあるとも述べた。
「マリオタについては心配していない。医者の言葉を信頼している。マーカスについてよく知っているのなら分かると思うが、彼は何事にも準備を怠らない男。また、過度に準備し過ぎることもない。彼は“慎重かつ賢明に行え”とも言われているはずだ」
続けてムラーキーは「われわれの1番の目標は彼が開幕戦に先発QBとして出場すること。最初の練習をいつ行うかなどはこちらが決めることではない。各個人によって回復にかかる時間などは違ってくる。一概に、この日から始めるなどと決めることは難しい」とコメントしている。
2017年シーズンによりスリリングなオフェンスが見られるかどうかは、マリオタおよびオークランド・レイダースQBのデレック・カーの骨折した足にかかっている。リーグで最もエキサイティングな攻撃陣を率いるのが、若きQBであるこの2人だ。昨年のタイタンズは急激な追い上げを見せ、プレーオフまであと少しのところまで来ていた。
先シーズン、マリオタは3,426パスヤード、26タッチダウンをマークしてそのポテンシャルの高さを見せつけた。今シーズンの結果はマリオタのキャリアにとっても非常に重要になる。マリオタの成長に足の骨折が悪影響を及ぼさないよう、チームは慎重に事に当たる意向だ。