バッファロー・ビルズがフリーエージェント市場オープンを前に5人の選手を放出した。

同チームはキッカー（K）ダン・カーペンター、コーナーバック（CB）ニッケル・ロビー・コールマン、セーフティ（S）フィリップ・トーマス、タイトエンド（TE）ジェラルド・クリスチャン、そしてロングスナッパー（LS）ギャリソン・サンボーンの5人をカットしたと発表。

『OverTheCap.com（オーバー・ザ・キャップ.com）』によれば、この動きによってビルズのサラリーキャップには約600万ドル（6億8,000万円）のスペースができたようだ。

4年間をビルズで過ごしたカーペンターだったが、プレーが年ごとに安定感を欠いたものになり、ファンの怒りを買う場面が多く見られた。ここ2シーズンで11度エクトラポイントを外し、同期間でフィールドゴールも9度外している。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートはビルズが2015年に3年468万5,000ドル（約7億4,000万円）で契約したCBロビー・コールマンをトレードに出そうとしたものの、相手が見つからずに断念したと報道。スロットコーナーを任されていたロビー・コールマンの放出は5人の中でも1番の驚きだった。この放出によってビルズのサラリーキャップにはさらに165万ドル（約1億8,700万円）のスペースができる。まだ25歳と若いロビー・コールマンはフリーエージェント市場でスロットコーナーを切望するチームを見つけなくてはならない。

もしビルズがこのままCBスティーブン・ギルモアに対して相応の額を提示しない場合、かつてドラフト1巡目指名を受けたギルモアはリーグ新年度が始まる3月9日（木）にフリーエージェント選手としてチームを去ることになる。そうなれば、ビルズのセカンダリー陣は大きく入れ替わることになるだろう。