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バッカニアーズがDEゴールストンと5年の契約延長

2017年03月07日(火) 11:47


タンパベイ・バッカニアーズのウィリアム・ゴールストン【Al Messerschmidt via AP】

タンパベイ・バッカニアーズがフリーエージェント市場のオープンを前にディフェンシブエンド(DE)ウィリアム・ゴールストンとの延長契約合意に至った。

バッカニアーズは現地6日(月)、ゴールストンが5年間の契約延長で合意したと発表。『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロによると、およそ2,750万ドル(31億3,000万円)のベースサラリーに加え、900万ドル(10億2,500万円)のインセンティブも付与される可能性があるとのこと。

このニュースを最初に報じたのは『ESPN』だった。

2013年ドラフト4巡目指名を受けたゴールストンはシーズンを経るごとにレベルを上げ、特にランへのディフェンスは格段に進歩した。25歳のゴールストンは先シーズンの14試合で49タックル、3サック、9ロスタックル、6ランスタッフ、1フォースドファンブルを記録。2試合の欠場は肘の脱臼による負傷が理由だったが、このケガによる手術は必要とされていない。

契約延長が決まった際、ゴールストンはラジオ局『Around The NFL(アラウンド・ザ・NFL)』が選ぶフリーエージェント選手トップ101の中で95位にランクインしていた。

バッカニアーズ守備陣にとってゴールストンのチーム残留が持つ意味は大きい。複数のポジションをこなせる器用さを持つゴールストンが存在することでバッカニアーズ守備陣には厚みが増し、チームはDEのロバート・エイヤーズ、ノア・スペンス、ディフェンシブタックル(DT)のジェラルド・マッコイ、クリントン・マクドナルドが形成するディフェンシブラインに柔軟性を持たせることが可能となる。

先シーズン、バッカニアーズ守備陣は終盤にかけてその本領を発揮し始めていた。今回、ゴールストンがチームにとどまったことでチーム状況はさらに上向くことになる。ただし、彼の契約延長があったからといってバッカニアーズがドラフトでのパスラッシャー獲得を見見送るべきだということにはならない。