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ライオンズがRTワーグナーに最高額提示

2017年03月09日(木) 11:49

ボルティモア・レイブンズでプレーするリッキー・ワーグナー【Paul Spinelli via AP】

フリーエージェント市場のオープンを目の前に、デトロイト・ライオンズがオフェンシブライン(OL)に調整を入れた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはライオンズが元ボルティモア・レイブンズのライトタックル(RT)リッキー・ワーグナーと基本合意に至ったと報じた。

ラポポートはワーグナーの契約がRTとしての最高額である900万ドル(約10億3,000万円)程度になりそうだと伝えた。

2013年ドラフト5巡目で指名されたワーグナーはレイブンズでの4シーズンを通して62試合中47試合に先発出場。ラジオ局『Around The NFL(アラウンド・ザ・NFL)』が選ぶフリーエージェント選手トップ101の中でも27位にランクし、RTとしては最高位につけていた。

先シーズン、クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードがMVPレースに食い込む活躍を見せたため、ライオンズにとっての最優先事項は同選手の流出を防ぐことだった。スタッフォードに高額な支払い設定をしたため、ライオンズはプロボウルレベルの平均的な先発選手でその埋め合わせを行っている。

『The Seattle Times(ザ・シアトル・タイムズ)』のボブ・コンドッタによると、今後ワーグナーが支払いを受けるとされる年俸は2016年のシアトル・シーホークスOLの年俸を足した額よりも多くなるという。

各チームがいよいよ動き出す。やはり、フリーエージェント選手獲得にかかる費用は相当なものだ。