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元バイキングスRBピーターソンがシーホークスと面談

2017年03月13日(月) 09:37


元ミネソタ・バイキングスのエイドリアン・ピーターソン【AP Photo/Andy Clayton-King】

ミネソタ・バイキングスからフリーエージェントとなっているランニングバック(RB)のエイドリアン・ピーターソンが次の移籍先をしぼり始めた。

シアトル・シーホークスがピーターソンのお眼鏡に敵う最初のチームとなったようだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地12日(日)、シーホークスとピーターソンが面談したと報じた。

同チームは今週、ピーターソンの他にもカンザスシティ・チーフスのRBジャマール・チャールズ、グリーンベイ・パッカーズのRBエディ・レイシー、オークランド・レイダースのRBラタビアス・マレーとも面談の場を持つ予定。

シーホークスとピーターソンという組み合わせは興味深いものになるだろう。パワーで押す一方でショットガンからのランプレイも多いシーホークスだが、ピーターソンはこのスターティングポイントをIフォーメーションやシングルバックフォーメーションほど好んでいない。

フットボール新年度が始まって以来、ダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)トニー・ロモに次いで市場の注目を集めている31歳のピーターソン。その口からは理想とするチーム名が出てきてはいたものの、実際の動きはこれまでほとんどなかった。これでようやく、プロボウル7度出場のピーターソンが本格的に動き出したのではないだろうか。

とは言え、以前ラポポートが報じたように、ピーターソンにとってベストなオプションはバイキングスに残留することかもしれない。バイキングスはまだピーターソンをチームの看板選手として認識しており、起用法については他チームより多くの優れたアイデアを持っている。シーホークスはベテランのパワー系RBを幅広く求めているが、ピーターソンがシーホークス攻撃陣に完璧にフィットするかどうかは定かでない。

当然、ピーターソンに興味を持つ他球団は今回のシーホークスの動向を見て焦りを感じているだろう。今週は各チームとも忙しい週となりそうだ。