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WRパターソンはバイキングス残留を希望

2017年03月13日(月) 11:25


元ミネソタ・バイキングスのコーダレル・パターソン【AP Photo/Jim Mone】

元ミネソタ・バイキングスのワイドレシーバー(WR)コーダレル・パターソンはすでに今オフシーズン、シカゴ・ベアーズ、ワシントン・レッドスキンズ、オークランド・レイダースと面談を行っている。しかし、実際のところ気持ちはまだミネソタにあるようだ。

現地11日(土)夜、パターソンは自身の『Snapchat(スナップチャット)』上に「チームはどう思っているのだろう。信じてほしい。俺は本当にこのチームにいたい」と投稿。

また、バイキングスのジェネラルマネジャー(GM)リック・スピールマンに対しては「リック、どうするつもりだい?」というメッセージを投げかけた。

今オフシーズンは元ドラフト1巡目選手のパターソンにとって何とも奇妙なものとなっている。2度目のプロボウル出場を果たしたパターソンは攻撃コーディネーター(OC)パット・シャーマーの下でレギュラーの座を確定させたかと思われていた。1月のプロボウルで対談した際、パターソンは毅然(きぜん)とした態度でレギュラーが保証されているチームがいいと語っている。

パターソンは「もちろん。ここ2年はサイドラインで出番を待つことが多かった。誰にとってもベンチにいるのは気持ちがいいことではない。誰もそうなりたいと思っているやつはいないはず。今後は自分が出場できるのかできないのかが重要なポイントとなる。もしこのチームでそれが不可能なら、どこか他の場所を探すしかない」と発言。

パターソンと旧知の仲だったエイドリアン・ピーターソンと同様、パターソンにもミネソタで将来の道が開ける可能性もある。シャーマーはパターソンに対し、シーズン半ばからは起用に前向きであることを伝えていた。その結果、パターソンは13試合を通して50レシーブ、439ヤード、2タッチダウンという成績を残している。

今年の1月、パターソンは「フリーエージェントになるのは初めてだから興奮する。カレッジを卒業する時の感覚に似ている。何が起こるか、どこに行くのかも分からないんだ。かなりワクワクする。とりあえず少しの間はゆっくりしておく」とコメントしていた。

とりわけ、スペシャルチームでのパターソンの実力は否定できない。果たしてパターソンのスナップチャット上のメッセージに“リック”が応答することはあるのだろうか。