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ペイトリオッツが元ベンガルズのRBバークヘッドを獲得

2017年03月15日(水) 11:58


シンシナティ・ベンガルズのレックス・バークヘッド【AP Photo/Ron Schwane】

ペイトリオッツのバックフィールドがさらなる進化を遂げる。

ニューイングランド・ペイトリオッツが現地14日(火)、元シンシナティ・ベンガルズのランニングバック(RB)レックス・バークヘッドと契約合意に至ったと発表した。

ペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックはスペシャルチームのカギとなる選手としてバークヘッドに期待している。先シーズンのバークヘッドはベンガルズのスペシャルチームのカバレージだけでなく、バックフィールド外でもRBジェレミー・ヒルやジョバニ・バーナードを圧倒する活躍を見せた。

ベンガルズに所属していたバークヘッドは昨年、シーズン最終戦の対ボルティモア・レイブンズで27キャリー、119ヤード、2タッチダウンをマーク。チームは27対10で勝利を挙げた。バークヘッドがスロットでも十分通用するキャッチ能力とラン能力を兼ね備えた選手であることがその数字からも見て取れる。

『Around The NFL(アラウンド・ザ・NFL)』が選ぶフリーエージェント選手トップ101人の中で、26歳のバークヘッドは72位にランクインしていた。

バークヘッドのスキルがペイトリオッツのロースターにいるジェームス・ホワイトやディオン・ルイスといったRBとやや重複するとは言え、これらのスキャットバックたちは今シーズンに契約年を迎える。ペイトリオッツはピンチの場面で頼りになるバックフィールドのエース、ブランドン・ボルデンよりもさらに性能が1枚上手なスペシャルチームのメンバーとしてバークヘッドの大暴れに期待を寄せている。

つまり、バークヘッドの加入は先シーズンに18タッチダウンをマークしたRBレギャレット・ブラントの移籍が決まった場合の穴埋めという訳ではないのだ。

ワイドレシーバー(WR)ブランディン・クックス、タイトエンド(TE)ドウェイン・アレン、そしてバークヘッドを加えたペイトリオッツの攻撃陣は、第51回スーパーボウルを制覇した前年よりもすでにパワーアップしていると言えよう。