レイダースが攻撃陣に新たな起爆剤を仕込んだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えるところによると、オークランド・レイダースは元グリーンベイ・パッカーズのタイトエンド（TE）ジャレッド・クックと2年1,220万ドル（約13億8,000万円）で合意したという。後にチームがこの契約を認めている。

パッカーズがマーテラス・ベネットを獲得した後、クックにはシアトル・シーホークスやミネソタ・バイキングスからの関心も寄せられていた。先シーズンのクックはクオーターバック（QB）アーロン・ロジャースの秘密兵器として活躍しており、ひょっとすると今回の契約よりも良い条件が提示された可能性もあったかもしれない。

来月には30歳になるクックは、『Around The NFL（アラウンド・ザ・NFL）』が選ぶフリーエージェント選手トップ101で34位にランクインしている。

QBデレック・カーが展開する空中戦において、クックが得意とする縦への突破はチームに勢いをもたらす。レイダースはその役割を果たすTEとしてクライブ・ウォルフォードを起用していたものの、先シーズンの成績は期待と程遠かった。

NFLの世界に入って7シーズンを過ごしたクックは、パッカーズに移籍する以前に所属したテネシー・タイタンズ、セントルイス・ラムズではQB運に恵まれなかった。クックには今、レイダースの若きスターQBカーの下で活躍が期待される。