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LBアロンソがドルフィンズと3年契約延長

2017年03月22日(水) 09:46

マイアミ・ドルフィンズのキコ・アロンソとボルティモア・レイブンズのカマー・エイケン【AP Photo/Nick Wass】

2016年シーズンに復活を遂げたマイアミ・ドルフィンズのラインバッカー(LB)キコ・アロンソがその評価を契約延長にこぎつけた。

ドルフィンズはアロンソとの契約を3年間延長したと発表。これによってアロンソは2020年までチームに所属することとなる。『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロによれば、およそ1,850万ドル(約20億6,600万円)の支払いが保証された3年総額2,500万ドル(約28億円)の契約とのことで、これは今シーズンの制限額390万ドル(4億3,500万円)に上乗せされるという。

昨シーズンに115タックル、2インターセプト、4パスディフェンスを積み上げた26歳のLBアロンソをドルフィンズが手放すことはないだろう。

膝を負傷して2014年を棒に振ったアロンソは回復に苦しみ、2015年シーズンは思うような動きができなかったものの、そんなアロンソをフィラデルフィア・イーグルスからトレードで獲得したのがドルフィンズだ。

新人としてバッファロー・ビルズに入団したアロンソはすぐさま人気が爆発。2013年には159タックルを記録し、タックルの鬼と化したアロンソは他チームの恐怖となった。

しかしながら、2016年は浮き沈みが激しく、全盛期を彷彿(ほうふつ)とさせる動きも見せれば、痛めた手とハムストリングの影響もあってか、ランプレーの中では苦戦するシーンも多く見られた。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』はアロンソを2016年のLBの中で48位にランク付けしている。

それでもドルフィンズはアロンソに全幅の信頼を置く。チームはアロンソが完全に膝の負傷から脱却することを願い、新人時代に見せた勇ましい活躍を期待しているのだ。