RBリンチは「レイダースにフィットする」と元チームメイトのロビンソン
2017年03月22日(水) 10:25引退したランニングバック(RB)マーショーン・リンチがNFL復帰を熟考している。しかしながら、その場合の復帰先はオークランド・レイダースの一択だ。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが伝えたもの。
リンチとはシアトル・シーホークス時代にしのぎを削った過去があり、現在はNFLネットワークに所属するマイケル・ロビンソンが現地20日(月)、『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』の中で「ここ最近のマーショーン復帰を示唆する報道の中でも今回の場合は最も信ぴょう性が高い。オークランドが彼に最適かどうか。この質問に対する答えはイエス。間違いない。彼はどんな攻撃陣でも適応するし、彼と一緒にプレーしたから言っているわけでもない。彼の映像を見ればそれは一目瞭然。レイダースが得意とするショットガンもリンチなら問題ない。ゾーンやギャップでも動けるし、バックフィールドからのキャッチもお手の物だ」とコメント。
続けてロビンソンは「レイダースのロースターからはRBのラタビアス・マレーが外れた。現在のレイダースにはリードバックがいない。現時点で断言することはできないけれど、リンチ獲得が今すぐに実現することでなかったとしても、ここで言えるのはリンチならレイダースが一番フィットするチームになるということ」とも語った。
リンチにとってはレイダースでの復帰か、あるいは、復帰自体を白紙にするかという話なのだろうとロビンソンは述べる。
現時点で両者に残された課題はお堅い手続きのみ。万が一、レイダースがリンチと契約を結べば、リンチは地元でもあるオークランドのファンの前で活躍するチャンスを得る。そして、リンチはかつてプレーした中でも最高のオフェンシブラインの中でチームを優勝へと牽引するだろう。
リーグはリンチのような貪欲なランニングスタイルを貫くRBを久しく欠いてきた。リンチが小休憩を終えた今、ロビンソンを含む誰もが彼の復帰を待ち望んでいる。