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検察官がベンガルズCBジョーンズに対する起訴を取り下げ

2017年03月23日(木) 12:26

シンシナティ・ベンガルズのアダム・ジョーンズとショーン・ウィリアムスとピッツバーグ・スティーラーズのアントニオ・ブラウン【AP Photo/Frank Victores】

地方検察官は現地22日(水)、今年1月の逮捕に基づくシンシナティ・ベンガルズのコーナーバック(CB)アダム・ジョーンズの重罪に対する起訴を取り下げたと発表した。

オハイオ州ハミルトンン群のジョー・ディータース検察官は公式声明文の中で、ジョーンズが拘置された後に起きた看護師に関する暴行容疑も含む全ての罪についての起訴を取り下げると述べている。また、ハミルトン群司法センターの看護師がジョーンズに対して“民事法上の救済手段”を求め、今回の起訴取り下げの主な理由がそれであったことも明らかとなった。

加えて検察官はジョーンズの担当医師から彼の精神面での治療が順調に進んでいるとの手紙を受け取ったとも述べた。

しかしながら、シンシナティ検察官側は業務執行妨害、治安紊乱(びんらん)罪、暴行罪の3つの軽犯罪でジョーンズを訴追予定であり、また、リーグの行動規律に抵触したとしてジョーンズには何らかの処罰が下される可能性もある。

33歳のジョーンズは今年1月3日早朝、セキュリティガードとの激しい口論の末に逮捕された。2013年にはシンシナティで暴行容疑をかけられて逮捕されるも無罪となり釈放。

11年目のベテランは2007年にも法に抵触する問題を起こしてNFLから1シーズンの出場停止処分を受け、さらに2008年にはリーグ規定の行動規範に違反して数試合の出場停止処分を受けている。

先シーズンに54タックル、7パスディフェンス、1インターセプトをマークしたジョーンズは2016年3月に3年2,200万ドル(約24億5,200万円)の契約を結んでいる。