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ペイトリオッツWRミッチェルが第51回スーパーボウル映像を何度も見るワケ

2017年03月23日(木) 13:34

ニューイングランド・ペイトリオッツのマルコム・ミッチェル【AP Photo/Jae C. Hong】

ニューイングランド・ペイトリオッツが攻撃陣のさらなる強化に勤しむ中、2年目のワイドレシーバー(WR)マルコム・ミッチェルは2017年のシーズンに向けて新たな誓いを立てる。

先シーズン、プレーオフまでの戦いの中で徐々にエースクオーターバック(QB)トム・ブレイディの信頼を積み上げたジョージア大学出身のミッチェルは第51回スーパーボウルで70ヤード、6キャッチをマークし、チームの大逆転勝利に貢献。

ミッチェルはこの試合をビデオで何度も繰り返し見ているという。

『ESPN.com』に対し、「この試合はもう3回か4回は見た」と明かしたミッチェルは、この試合の中でどこが一番面白いのかと問われ、「“SoundFX(サウンドFX/試合中の選手が聞こえる動画)”を見ているんだ。皆がどれだけ励まし合い、モチベーションを高め合っていたかが分かる。攻撃陣側にいたから、そこにいた皆に気合が入っていたのは分かったけど、守備側がどうだったかは分からなかった。このビデオを見て、チーム全体がいかに盛り上がっていたのかを知れた。あの日の自分たちがチームとして最高にまとまっていたのがよく分かる」と語った。

ミッチェルはまた、「こんなシーズンになるなんて夢にも思わなかった。感謝の気持ちでいっぱいだ」ともコメントしている。

ペイトリオッツは今オフシーズン、元ドラフト1位のブランディン・クックスをトレードで獲得したものの、クックスが、昨季に32キャッチ、401ヤード、4タッチダウンをマークしたミッチェルと肩を並べる存在であるかどうかは疑わしい。特定のランルートにおけるミッチェルの類まれな技術がペイトリオッツの戦略に見事にはまった。新たなライバルが加入したからと言って、そんなミッチェルの出場機会が危ぶまれることはないはずだ。

ミッチェルはまだクックスとの対面を果たしていないが、チームの将来を背負うWRダニー・アメンドーラら若手の起用法によっては、今後ミッチェルとクックスの2人が強力なコンビネーションを見せる場面も見られそうだ。