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元ラムズSマクドナルドが2017年開幕8試合の出場停止
2017年03月30日(木) 14:06フリーエージェントのセーフティ(S)T.J.マクドナルドが移籍先を探す上で最大級の壁にぶつかっている。
リーグは現地29日(水)、禁止薬物の使用によってリーグ規定に違反したマクドナルドが2017年シーズンの開幕8試合に出場停止となったことを発表。
昨年5月、マクドナルドがDUI(飲酒および薬物影響下における運転)で逮捕されたことがこの制裁の発端となっている。
ロサンゼルス市弁護士事務所のスポークスマンによれば、マクドナルドは今年1月に罪状を認めていたようだ。マクドナルドには36カ月の略式保護観察、390ドル(約4万円)の罰金とペナルティ査定、3カ月のアルコールプログラム、200時間のコミュニティサービス参加、ナルコティクス・アノニマス(匿名の薬物依存者たち)の18クラスへの参加が言い渡された。
26歳のマクドナルドは2013年ドラフト全体71位でロサンゼルス・ラムズから指名を受け、現在までに53試合の先発出場を果たしている。
ラジオ番組『Around the NFL(アラウンド・ザ・NFL)』が発表するフリーエージェントのトップ101選手のリストでは18番目に名前が挙がっていたマクドナルド。現在市場に残る選手の中では3番目に高いランクだった。
今回の停止処分がマクドナルドに対する市場の冷たさを説明している。今年、マクドナルドに残るのは制裁金の支払い請求のみかもしれない。2017年の立場が明らかになったことで、マクドナルドとインセンティブを多く含む契約を結ぼうとするチームがまだどこかにいるだろうか。