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LBブラウンの新天地がついに決定、1年契約でレッドスキンズへ

2017年04月04日(火) 11:49


元バッファロー・ビルズのザック・ブラウン【Aaron M. Sprecher via AP】

現地3日(月)、ビッグネームがまた1人フリーエージェント市場から姿を消した。

ラインバッカー(LB)ザック・ブラウンがワシントン・レッドスキンズと1年最大465万ドル(約5億1,400万円)で契約したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。チームは後にこの報道を正式に認めた。

ベテランLBのブラウンは先シーズン、バッファロー・ビルズで1年目以来のベストパフォーマンスを見せた。16試合に先発出場したブラウンはキャリアハイとなる合計149タックルをマークし、4サック、1インターセプト、4パスディフェンス、2ファンブルフォースドを記録。

ラジオ番組『Around the NFL(アラウンド・ザ・NFL)』が発表したフリーエージェント選手トップ101のリストで20位にランクしていたブラウンはインサイドラインバッカーとしてプレーメイクの能力も備える優秀な選手だ。

以前にはマイアミ・ドルフィンズ、オークランド・レイダース、ビルズとの面談も行っていたブラウンだが、終着地となったのはワシントンだった。

まだ27歳のブラウンはランディフェンスやカバーリングに定評がある。メイソン・フォスターに次ぐ先発LBとして名前の挙がるウィル・コンプトンに代わって今シーズン、レッドスキンズのインサイドを守るのはブラウンになるはずだ。

先シーズンのレッドスキンズは縦を使ったラン攻撃に弱さを露呈し、1試合平均119.8ヤードを許した。そんなレッドスキンズ守備陣の弱点を補強するためにもブラウン獲得が意味するものは大きい。