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TEグロンコウスキー、ペイトリオッツのワークアウトに準備万端

2017年04月04日(火) 12:58


ニューイングランド・ペイトリオッツのロブ・グロンコウスキー【 Jim Mahoney via AP】

ニューイングランド・ペイトリオッツのタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーはすでにケガから完全復活を遂げている。

現地2日(日)、WWE(米国プロレス団体)の興行である『WrestleMania 33(レッスルマニア33)』に参加したロブ・グロンコウスキーはイベント前に「体調は万全。いつでも大丈夫だ。(背中の手術からは)もう4カ月が経った。今週はチームに復帰してトレーナーと一緒にリハビリからスタートした。良い感覚だし、オフシーズンプログラムのスタートと一緒に全開で行けそう。フィールドに戻るのが楽しみで仕方ない」と『ESPN』に明かしていた。

その日の晩、最前列で試合観戦をしていたグロンコウスキーはリング場外でレスラーと口論。怒りが収まらなかったグロンコウスキーがまさかのリングに上るハプニングが発生している。口論相手となったジンダー・マハルに3ポイントスタンスからチャージ、そして“ヒット”をお見舞いするという最高のパフォーマンスを披露したグロンコウスキーは、訪れた観客を沸かせていた。

イベント前インタビューの中でグロンコウスキーは第51回のスーパーボウル制覇が復帰へのモチベーションを高めてくれたと語っている。

「絶対そうだ。その場にいてチームメイトをサポートするだけでも信じられないような瞬間だった。彼らは本当に死力を尽くした。その一部に自分も参加できたことは素晴らしい経験だったが、同時に絶対このフィールドに戻ってやるという意識にもさせてくれた。彼らがどんなに一生懸命頑張っていたか、どれだけの努力をしてきたかを考えると、自分もより一層全力でリハビリに取り組もうと思った。そしてそれ以来、本当にハードにリハビリに取り組んできたんだ。今シーズン、フィールドに立った瞬間から自分が完璧な状態であることを証明したい。スーパーボウルがここまで俺のモチベーションを高めてくれた。今年も仲間と一緒に必ず制覇したい」

2011年以来、レギュラーシーズンにフル出場を果たしたことがないグロンコウスキー。先シーズンは2009年以降で3度目となる背中の手術に踏み切っている。

ペイトリオッツはグロンコウスキーの力を借りずともスーパーボウル制覇ができることを証明したが、同選手が復帰ともなれば今シーズンのペイトリオッツは史上最高クラスの攻撃陣を形成することになるだろう。