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ロモ、「NFL復帰は99%ない」

2017年04月05日(水) 10:29


ダラス・カウボーイズのトニー・ロモ【AP Photo/LM Otero】

トニー・ロモがフットボールをプレーすることは二度とないと考えていいだろう。

ただし、ダラス・カウボーイズの元クオーターバック(QB)となったロモはその可能性を完全に除外しているわけではない。

現地4日(火)、記者会見の中でロモは自身の口から引退を宣言し、『CBS Sports(CBSスポーツ)』への転身を明かした。ロモは「NFL復帰は考えていない」と語り、「99%ありえない」ともつけ加えた。また、ロモはこのようなコメントも残している。

「残りの人生に誓って100%と言い切れたらいいのだけどね。どんなスポーツももうやらないつもり。復帰は考えていない」

「ただ、いろんなことを見てきたのも確かだ。それこそ、(アラバマ大学ヘッドコーチのニック・セイバンが言った)“アラバマには行かない”とか、(ブレット・ファーブの)“自分の中でフットボールはもう終わり”とかね」

つまり、現時点の考えは否定的であっても、将来のどこかで意見が変わる可能性はあるかもしれない、と言っているのだ。

「フットボール復帰? 絶対ない。CBSに全力を注ぎたいんだ。フィールドを訪れることはあるだろう。NFLで12勝できるQBなんてあまりいないけどね。自分的には、人生は何が起こるか分からないってこと。現時点で難しい決断だとは思っていない、ということは言える」

CBSきっての放送チームに加わり、旧友ジム・ナンツのパートナー役を得たロモはNFLテレビ放送の出演者として成長したいと繰り返し強調している。QBとしてプレーに専念する日々から退くロモにとっては特別なことなのだろう。

最後にロモは今後についてこう語っている。

「あのブースに座るんだ。きっと気に入るさ。チャレンジだけど楽しみだ。もうこれまでいろいろと考えてきたことについては振り返らない。99%とだけ言っておく。例えば、何かとんでもない理由で(CBSスポーツ会長の)ショーン(マクマヌス)が第12週に自分をクビにするようなことがあれば、その時は小さなゴルフトーナメントか、あるいはフラッグフットボールに参加するかを考えなきゃいけないかもしれないけれどね」