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ビルズHCマクダーモット、ワトキンスの状態に不安なし

2017年04月05日(水) 10:57

バッファロー・ビルズのサミー・ワトキンス【AP Photo/Jeffrey T. Barnes】

バッファロー・ビルズは新ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモットの下、チームの新たな方向性を模索している。ワイドレシーバー(WR)サミー・ワトキンスもまた、そのプロセスの一部となるようだ

ショーン・マクダーモットは現地3日(月)、『ESPN.com』に対して「サミーは調子が良さそうだった」と明かし、「何も不安はなさそう。今までと同じく、引き続きリハビリに真剣に取り組んでもらう」とも語った。

先シーズンのワトキンスは足の故障によって大半を故障者リスト上で過ごした。彼がこれまでにシーズン16試合を戦い抜いたのは1シーズンしかない。今までチームはワトキンスの類まれなる才能にほれ込み、攻撃陣は彼を中心に戦略を立てたものの、ワトキンスが必ず途中で負傷離脱するという負のサイクルに陥っていた。しかし、マクダーモット体制下、今回のワークアウトのタイミングからしてもワトキンスはいつもと違った状況にいるかもしれない。

ビルズがワトキンスの5年目オプションを行使するかどうか、締め切りまであと1カ月を切っている。一見、ビルズがこれまでワトキンスに投資してきた労力を考慮すれば答えは歴然としているのだが、新攻撃コーディネーター(OC)と周囲の反応がどうなのかは気になるところだ。ESPNによると、ワトキンスは練習場までの道のりをエクササイズ用自転車で通っている模様。負傷を負った他の多くのスター選手のように、ワトキンスがチーム全体の練習に参加するまではかなりの時間を要するかもしれない。

その時まで、マクダーモットとチームスタッフはワトキンスのノンフットボールドリル、ミーティング、その他のアクティビティに基づいて最終的な意見をまとめることになる。最後に決まったコーチングスタッフのように、今回もまた長期戦となる様相だ。