ペイトン・マニングの進路やいかに? スポーツキャスターは除外
2017年04月06日(木) 10:13先ごろNFLからの電撃引退を発表したトニー・ロモはテレビ出演者としてのキャリアを歩み始める。その一方で、近年引退したばかりのもう一人のスーパースターは今後どのようなキャリアを進むのだろうか。
ソーシャルメディア上では昨年1年間を通してペイトン・マニングのセカンドキャリアに関する憶測が嵐のごとく飛び交っていた。
マニングにはありとあらゆる可能性がある。テネシー・タイタンズのオーナーシップ獲得を狙う可能性や、クリーブランド・ブラウンズのオーナーであるジミーハスラムがマニングにチームの実権を握らせる可能性も考えられる。また、マニングが過去に所属したインディアナポリス・コルツのオーナー、ジム・アーセイがフロントオフィスにマニングを招聘(しょうへい)するか、あるいは、ヘッドコーチ(HC)としてデンバー・ブロンコスに復帰する可能性も有り得る。さらには、NFLとは違った懐かしのテネシー大学でカレッジフットボールの栄華を極めることも選択肢として挙げられる。
例えば、サンデーナイトフットボールの放送チームに加わる道は自然の流れと言えるだろうか。
最後の選択肢の答えはおそらく、あまり期待しない方がよさそうだ。
現地5日(水)、“Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)”の放送で『Sports Business Journal(スポーツ・ビジネス・ジャーナル)』のジョン・アワランドはマニングがロモとは違った道に進むだろうと発言している。
「これについてペイトンと実際に話し合ったことはないが、彼の周りの人たちはペイトンがスポーツキャスターの道は考えていないと一様に言っている・・・。彼は毎週日曜日に各地を飛び回ることや、スタジオ収録に向かうことにほとんど興味がないのだろう」
アワランドはマニングについて、現ブロンコスGMのジョン・エルウェイと同じ道を進むことに興味があるようだと説明。つまり、フットボールを内部から変革するキャリアを希望しているのだ。
実際のところ、ブロンコスをスーパーボウル制覇に導いて優秀の美を飾ったマニングはすでにエルウェイの残した足跡を辿りつつある。
もしかすると、双方ともにブロンコスのフロントオフィスに所属する日がやって来るかもしれない。エルウェイはマニングを自身の真の後継者として迎え入れるだろう。
まだマニングには引退後のキャリア構築を急いでいる様子は見られない。だが、彼が一度その気になり始めた時に最初に受ける着信はほぼ間違いなくエルウェイからと見ていいだろう。