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元ドルフィンズDEジョーダンがシーホークスと契約

2017年04月12日(水) 09:58


元マイアミ・ドルフィンズのディオン・ジョーダン【AP Photo/Alan Diaz】

ディフェンシブエンド(DE)ディオン・ジョーダンが心機一転、太平洋岸北西部へと飛び立つ。

現地11日(火)、元ドラフト全体3位指名選手であるジョーダンがシアトル・シーホークスと契約を結んだ。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えたもの。

『USA Today(USAトゥデイ)』のトム・ペリセロがこのニュースを最初に報道している。

2週間ほど前にマイアミ・ドルフィンズから放出されたジョーダンは、NFLの薬物規定違反によりここ2年間は試合出場停止処分を受けている。

シーホークスにとって今回のパスラッシャー獲得はほぼノーリスクだ。ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルの下、ジョーダンはエッジラッシャー、あるいは、ストロングサイドラインバッカー(通称サム)の両方をこなせるだけの身体能力の高さを有している。

スペースでのカバー力に定評のあったジョーダンは2013年にオレゴン大学からプロの世界へと足を踏み入れ、ルーキーイヤーからの2年間で26試合、3サック、39タックルをマークした。

ジョーダンはスカウトを唸らせた当時の動きをプロの世界ではいまだ見せていない。ジョーダンの健康状態に問題がなく、停止処分が解かれれば、サブパッケージのレギュラーメンバーとして再びフィールド上で輝きを放つ可能性もある。

ジョーダンがシーホークスのロースターの53名に残ったとしたら、ドルフィンズは動揺を隠せないだろう。ジョーダンは今、キャリアを一新するチャンスを手にした。