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ジャガーズがDEスミスをベンガルズにトレード

2017年04月12日(水) 11:46

元ジャクソンビル・ジャガーズのクリス・スミス【Al Messerschmidt via AP】

現地11日(火)、シンシナティ・ベンガルズは2018年の条件付きドラフト指名権を譲渡する代わりに、ジャクソンビル・ジャガーズからディフェンシブエンド(DE)クリス・スミスを獲得した。両チームは後にこのトレードを『Twitter(ツイッター)』公式アカウント上で認めている。

2014年ドラフト5巡目でジャガーズから指名を受けたスミスはこれまでに19試合に出場して19タックル、4.5サックを記録。ジャガーズでは主に“LEO”ポジションの控えパスラッシャーという立ち位置だったスミスがベンガルズの先発メンバーに食い込む可能性は低そうだ。

とは言え、ベンガルズはDEを大急ぎで補強する必要があったということだ。スミスはDEのカルロス・ダンラップ、マイケル・ジョンソン、ウィル・クラーク、ウォレス・ ギルベリーらが率いるエッジディフェンダーの一員としてチームに加わる。

先シーズンは33サックでリーグ19位に終わったベンガルズは、今年のドラフトにおいてもパスラッシャー補強を念頭に置いている。スミス獲得は興味深い動きではあったものの、残念ながら同選手がベンガルズのDE問題を解決することはないだろう。