セインツLBローリナイティスが現役引退
2017年04月12日(水) 12:37ニューオーリンズ・セインツのラインバッカー(LB)ジェームス・ローリナイティスが引退を表明した。
2009年ドラフト2巡目で現ロサンゼルス・ラムズから指名を受けたローリナイティスは『Twitter(ツイッター)』でこれまでの感謝とお別れを告げた。
「オフシーズンプログラムの開始時期とも重なり、最も恋しく感じるのはロッカールームだ。これまで戦ってきた全ての人たちとの会話やつながりは、大好きな思い出になるだろう。選手、コーチ、用具係、医療スタッフ、チーム関係者、マーケティング担当など、数えきれないほどの人たちのことを、忘れることはないだろう。フットボールの試合を通じ、自分は想像以上に恵まれていた。小学生の時からの夢を叶えることができた自分は幸せ者だ。ドラフトで指名し、NFLでの夢を叶えるチャンスを与えてくれたラムズの皆さんに感謝! 大好きなこの競技を戦うチャンスを与えてもらったセントルイスでの7年間で、自分の持てる力の全てを出し切ったと思う。昨年お世話になったセインツの皆さんにもお礼を言いたい。また、最高のスポーツエージェンシーである“CAA”と、とりわけエージェントのトム・コンドン、RJゴンサー、ハワード・スカル、トミーJr.、ヒーサー・グローツに感謝している。今まで何年もの間応援し続けてくれたファンの皆さんも本当にありがたく思っている。まだプレーしたい気持ちもあるが、体が限界だと言っている。これからは妻、子供と一緒に次の人生を歩むことにする」
当時はセントルイスを本拠地としたラムズでの7年間、オハイオ大出身のローリナイティスはタックルマシーンとして活躍した。ラムズでは毎シーズン109タックル以上を記録し、2015年にはチームのタックル記録も更新している。
ラムズから放出されてセインツに移籍したローリナイティスは先シーズン、故障によって5試合のみの出場にとどまった。故障持ちとなったローリナイティスは最後にセインツからウェイバーにかけられている。
プロキャリアとしては869タックル、16.5サック、35パスディフェンス、10インターセプトの記録を残したローリナイティス。また一人のベテランプレーヤーがNFLのフィールドを去っていく。