ブラウンズはマイルズ・ギャレットを指名せよとキャサリー
2017年04月13日(木) 12:00クリーブランド・ブラウンズのように成功することがプレッシャーとなっているチームのHCは、ドラフトで最も能力の高い選手よりもクオーターバック(QB)を指名しがちだと『NFL Network(NFLネットワーク)』の解説者として活躍する元NFLゼネラルマネジャー(GM)のチャーリー・キャサリーは考える。
現地時間4月12日(火)に放送された『Good Morning Football(グッド・モーニング・フットボール)』に出演したキャサリーは次のようにコメントしている。
「ブラウンズのオーナーはヒュー・ジャクソンが今後もチームのHCとして活躍することを伝え、1番能力の高い選手をドラフトするべきだと説得しないといけない。マイルズ・ギャレットは殿堂入りの可能性も十分にある選手。彼を中心にチームの再建を模索するべきだ」
ドラフト全体1位指名権を持つブラウンズだが、いまだにテキサスA&M大学出身のディフェンシブエンド(DE)ギャレットを選択するか、QBを選択するか決断を下していないようだ。一方でブラウンズが全体1位指名権と引き換えに、QBを必要としているチームと何らかのトレードを狙っている可能性も否定はできない。
ドラフトに関するさまざまな情報が飛び交っているが、キャサリーのコメントは一理ある。ブラウンズがQBを必要としているのは間違いないが、今のブラウンズはチームの再建に集中するべきであり、QB選択にとらわれすぎて空振りするのはチームにとって良いことでではない。
2014年ドラフトでは1巡目でDEカリル・マックとQBテディ・ブリッジウォーター、またはマックとQBデレック・カーを指名するチャンスがあったブラウンズだが、最終的にはQBジョニー・マンゼルとディフェンシブバック(DB)ジャスティン・ギルバートを指名していた。
2014年ドラフトで犯した間違いを繰り返さないためにも、ブラウンズは今年のドラフトで最も能力のある選手をドラフトすることに全力を注ぐべきではないだろうか。