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RBピーターソンの新天地決定はドラフト終了までお預けか

2017年04月14日(金) 04:48


ミネソタ・バイキングスのエイドリアン・ピーターソン【AP Photo/Andy Clayton-King】

ランニングバック(RB)エイドリアン・ピーターソンの行く先が決まるのはまだしばらく後になりそうだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたところによると、フリーエージェント(FA)のピーターソンがドラフトまでに新天地を見つけ出し、契約をまとめることはないだろうとのこと。

関係する各チームはピーターソンのステータスを見守り続けているが、待機が続く見込みだ。

元ミネソタ・バイキングスのスターRBであるピーターソンはニューイングランド・ペイトリオッツとニューオーリンズ・セインツの元を訪れたが、どちらからのオファーを得ることなく去った。32歳のピーターソンは今年のドラフト候補生と比較すると、金額も高く年齢も重ねている。

多くのチームがRBの補強を必要とする一方で、ピーターソンはパッシングダウンに長けたプレーヤーではない。今でも活躍するポテンシャルを持った選手ではあるものの、故障歴を抱えたベテランプレーヤーでもある。当然ながら、年俸も安くはない。

ピーターソン本人も先月に新たな行き先を見いだすことを「焦っていない」と明かしていた。

ドラフト終了後には各チームがその時点でのバックフィールドを検証し、ピーターソンが適合するかどうかを判断することになるだろう。ただ、新天地の候補リストはそう長くない。将来の殿堂入り候補でもあるピーターソンを獲得しようという動きはプレシーズン、あるいはレギュラーシーズン開幕が近づいた頃になる可能性もある。