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ジャガーズLTアルバートがワークアウトに参加せず

2017年04月18日(火) 12:40


ブランデン・アルバート【AP Photo/Alan Diaz】

他チーム同様にオフシーズンのワークアウトプログラムを開始したジャクソンビル・ジャガーズだが、その中に先発レフトタックル(LT)ブランデン・アルバートの姿はなかった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地17日(月)朝、アルバートがジャガーズの初回チームミーティングに参加しなかったと報じ、同選手が新しい契約を望んでいるとも伝えている。

ジャガーズは今オフシーズン、2018年ドラフト7巡目指名権と引き換えにマイアミ・ドルフィンズからアルバートを獲得した。

32歳のアルバートは2014年に5年4,700万ドル(約51億円)の契約を結んでいた。現在は2017年に887万5,000ドル(約9億7,000万円)、2018年に957万5,000ドル(約10億4,000万円)を受け取ることになっている。

オフシーズンワークアウトの序盤は“自由参加型”であるゆえ、チームがアルバートに制裁を加えることはない。

キャリア10年目に突入するアルバートは先シーズン、健康な状態であればブラインドサイドのブロッカーとして十分にリーグで通用することを証明した。しかしながら、フィールドに立ち続けることができるかについては懐疑的な目を向けられることも多い。2011年以降、アルバートがレギュラーシーズンの16試合全てに出場したことはなく、先シーズンも4試合に欠場している。

ヘッドコーチ(HC)ダグ・マローンと新球団副社長のトム・コフリンがアルバートの今回の行動を好意的に受け止めることはあり得ない。アルバートの年齢や故障歴を踏まえれば、チームがアルバートの要求を呑むかどうかにかかわらず、長期的なソリューションが4月27日(木)から29日(土)にフィラデルフィアで開催される今ドラフトでのチームのプライオリティになるだろう。