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ガロポロのトレードはないとブラウンズ上級副社長

2017年04月21日(金) 10:42


ニューイングランド・ペイトリオッツQBジミー・ガロポロ【AP Photo/David Richard】

ニューイングランド・ペイトリオッツからバックアップクオーターバック(QB)ジミー・ガロポロが放出される可能性は限りなくゼロ。今月末に開催されるドラフトを前に、クリーブランド・ブラウンズのフロント陣もようやく確信をもってその事実を受け止めた。

今月27日(木)から29日(土)にかけて行われるドラフト会議でベテランクオーターバック(QB)のトレードを考慮しているかと問われたブラウンズの上級副社長サシ・ブラウンは現地19日(水)の記者会見で一言、“それはない”と答えている。

これに続き、ドラフト期間を前にQBトレードはあり得るかと問われたブラウンは「理論的には有り得る。だが、現段階でわれわれがそれを計画しているかどうか、または、その計画があるのか、と問われればその答えは“ノー”」と返答。

ニューイングランド・ペイトリオッツ人事部門代表のニック・カセリオの記者会見ではガロポロのトレード可能性はゼロではないとされていたものの、ラポポートはこれまで数度にわたり、ヘッドコーチ(HC)のビル・ベリチックにトム・ブレイディの最高級バックアップ選手を手放すつもりがないと報道してきた。

同じように、シンシナティ・ベンガルズはバックアップQBのAJ・マカロンに対してかなり高額な条件を付けている。マカロンは現在ブラウンズのヘッドコーチ(HC)を務めるヒュー・ジャクソンの下でプレーした経験を持つ。

ガロポロやマカロンのトレード話がこれ以上進展しないことを踏まえれば、2017年シーズン開幕戦でブラウンズの先発QBを務めるのは2年目のコーディ・ケスラーか、あるいはヒューストン・テキサンズからの負の遺産であるブロック・オズワイラーとなるだろう。