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ビルズ、WRワトキンスへのオプション行使期限が迫る

2017年04月21日(金) 11:37

バッファロー・ビルズのサミー・ワトキンス【AP Photo/Bill Wippert】

オフシーズントレーニングが解禁となって1週間、バッファロー・ビルズはいまだワイドレシーバー(WR)サミー・ワトキンスに対する5年目オプション行使について解決策を見出せていないようだ。

ビルズの新ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモットは現地20日(木)、記者に対して「サミーはいいプレーヤー。状態も良くなりつつあり、しっかりリハビリに励んでいる。今後の状態を見極めていく」と明かした。

しかしながら、デッドラインが迫りくる中でいまだHCの口からポジティブな発言が聞かれない状況を踏まえると、ビルズにおけるワトキンスの未来に光は差し込まないのかもしれない。

マクダーモットの発言と、先週に故障がちのワトキンスに対してチームが2018年シーズンのオプションを行使することを躊躇(ちゅうちょ)していたことを合わせて考えると、オーチャードパークの状況が見えてくる。

ビルズは5月3日(水)までにワトキンスに対する決定を下す必要がある。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは月曜日、ビルズがワトキンスの5年目オプションを行使しなければ驚きだと語っていた。

オプション行使の場合、ビルズは2018年に1,300万ドル(約14億2,000万円)をワトキンスに支払うこととなり、この金額は2017年にワトキンスが受け取る額のおよそ倍となる。ビルズがもしオプション行使という選択を取らない場合、チームはシーズン中にワトキンスに対してよりキャップに優しい契約延長をオファーするだろう。また、もし長引くケガが試合出場を阻むのであれば、チームがこれ以上ワトキンスをチームにとどめておく理由もなくなる。