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ペイトリオッツCBバトラー、チームワークアウトに初参加
2017年05月04日(木) 09:25ニューイングランド・ペイトリオッツのファンが安堵(あんど)のため息を漏らした。ペイトリオッツのコーナーバック(CB)マルコム・バトラーがようやくニューイングランドに帰って来たのだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは現地3日(水)、今週に入り、バトラーが自由参加のオフシーズンワークアウトに参加するためにフォックスボロに戻ったと報じた。
27歳のバトラーは先月中に始まったチームワークアウトの第1フェーズには参加しておらず、今日までバトラーのトレードに関するうわさが止むことはなかった。
ドラフトも終了し、バトラーのニューオーリンズ・セインツへの移籍話もこれで消滅したと言っていいだろう。キャリア4年目の彼にとって、この先はまだまだ長いはずだ。今シーズンは1年391万ドル(約4億4,000万円)でプレーし、バトラーは来年3月にフリーエージェントとなる予定。その時まで、彼は今オフシーズンにフリーエージェントで加入した実力派CBスティーブン・ギルモアと共にペイトリオッツの先発メンバーとして活躍する。
セインツが先週開催されたドラフト全体11位でオハイオ大学出身のCBマーション・ラティモアを指名したことでバトラーのセインツ移籍という夢は儚(はかな)く散った。
ペイトリオッツからすれば、CBバトラーとバックアップクオーターバック(QB)のジミー・ガロポロをチームに残留させたことで、スーパーボウル連覇をより現実的な目標へと近づけることに成功したと言えるだろう。