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タイタンズQBマリオタが完全復活に向けて順調に回復

2017年05月05日(金) 11:55


テネシー・タイタンズのマーカス・マリオタ【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

昨季に故障したほとんどの選手は今、順調に回復しているようだ。先シーズンの終盤に足を骨折し、昨年12月に手術を行っていたテネシー・タイタンズのクオーターバック(QB)マーカス・マリオタもその例外ではない。

マリオタは現地4日(木)、ラジオ番組『WGFX-FM』の中で「すごく調子が良い。全体的にいい感じだ。もう1、2週間もすればフルでランニングをしても問題なさそうだ。それでも最初はジョグなどの調整から入る。これはポジティブなこと。周りも予定より回復が早いと感じている。自分的にはやれることを一生懸命に取り組んで準備万端にするだけ」と語った。

マリオタと同日に負傷したオークランド・レイダースのQBデレック・カーも同様だが、春先のケガ情報はあまり大きな意味を持たない。トレーニングキャンプの練習でポケットでの動きを完璧にこなせる状態であれば、マリオタが現段階でフルのジョグを行っていなかったとしても全く問題ない。

初めて大きな故障をした若手の選手にとって、リハビリのプロセスをしっかりと踏むことは何よりも重要なことだ。とりわけ、タイタンズの未来を担うマリオタのようなチームの中心選手のケガとあってはもちろんである。

その一方で、ジェネラルマネジャー(GM)ジョン・ロビンソンが2017年ドラフト全体5位でワイドレシーバー(WR)コーリー・デイビス、72位でWRタイワン・テイラー、100位でタイトエンド(TE)ジョンヌ・スミスを指名したというニュースはエースQBマリオタを喜ばせた。

マリオタは「もちろん、嬉しい。彼らと一緒にプレーできるのを楽しみにしている。皆すぐに練習に参加した方がいい。うちにはたくさんベテランの選手がいるから、彼らに教わることが多いはず。若手がチームを活性化させてくることに期待する」と語った。

まだ完全には復活していないエースQBにとって、このニュースは多少なりとも負担を軽減するものとなっただろう。