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バッカニアーズRBマーティンが交通事故に巻き込まれて軽傷

2017年05月05日(金) 11:59

タンパベイ・バッカニアーズのダグ・マーティン【AP Photo/Ron Jenkins】

タンパベイ・バッカニアーズのランニングバック(RB)ダグ・マーティンが交通事故に巻き込まれた。

タンパベイ警察は現地4日(木)午後、マーティンのBMWが一時停止の標識を無視した車によって追突されたことを報告した。この衝突によってマーティンの車は道路から押し出されている。

警察によれば、マーティンは切り傷や打撲などの軽症で済んだ模様。『The Tampa Bay Times(ザ・タンパベイ・タイムズ)』のグレッグ・オウマンは事故後のマーティンは“無事”であったが、あごの裂傷に関しては縫合する必要があったと伝えた。

マーティンは後に『Twitter(ツイッター)』でこの事故を認め、自身の無事を伝えている。

「皆もう知っているように、小さな事故に巻き込まれてしまった。俺自身は問題ないんだけど、車の状態は・・そんなによくないね」

バッカニアーズのジェネラルマネジャー(GM)ジェイソン・リヒトは声明の中で「不運なことに今日、ダグはチームの施設から帰る途中に交通事故に遭った。ダグの車は相当なダメージを受けたが、ダグ自身が擦り傷や打撲のみで済んだことに安心している。彼はチームドクターに診察してもらい、今は帰宅している」と明かした。

事故を起こした運転手は一時停止違反によって告訴されている。

チームオフシーズンのプログラムに参加していたマーティンはNFLの薬物規定に違反して昨季の最終戦に出場停止処分で欠場。マーティンはあと3試合の出場が不可能である。

この出場停止処分がマーティンの契約内にあった保証を無効にし、チームはペナルティ無しでマーティンを放出することも可能であったが、バッカニアーズは先週のドラフトで新たなRB獲得を見送っていた。リヒトGMのコメントから察するに、2015年時のような活躍を期待したチームがマーティンにもう一度だけチャンスを与えるようだ。