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現役は「あと2年だけ」とジャイアンツWRマーシャル

2017年05月07日(日) 08:35

ニューヨーク・ジェッツのブランドン・マーシャル【AP Photo/Bill Kostroun】

ニューヨーク・ジャイアンツのワイドレシーバー(WR)ブランドン・マーシャルが引退について語り始めた。

プロボウラーに6度選出された経歴を持つマーシャルは現地6日(土)、メットライフ・スタジアムで開催された“NBC4 Health and Fitness Expo(NBC4ヘルス・アンド・フィットネス・エキスポ)”に参加し、現役はあと2年しか続けるつもりがないと明かした。

「先週決めたんだ。あと2年、スーパーボウルに行って、もう少しだけ楽しんで、そうしたらメンタルヘルススペースの世界を変えようと思っている」

マーシャルがメンタルヘルスを意識していること自体に驚きはない。マーシャルは過去、境界性パーソナリティ障害(BPD)と診断されている。

今オフシーズンにフリーエージェント(FA)としてジャイアンツと契約したマーシャル。この1,200万ドル(約13億7,200万円)契約の期間はわずか2年だ。すでにリリースされているが、古巣のニューヨーク・ジェッツにいた場合、今年は750万ドル(約8億6,000万円)を受け取る予定だった。

マーシャルは2006年にドラフトされて以来、1,000ヤード超えのシーズンを8度記録しており、『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、過去10年におけるキャッチとレシーブヤードの記録では921回と1万1,752ヤードをマークしたマーシャルが最も実績を残しているという。