RBミラーと新人RBフォーマンがテキサンズ攻撃陣の支えに
2017年05月08日(月) 09:47ヒューストン・テキサンズは先週行われた2017年ドラフトでテキサス大学出身のランニングバック(RB)ドンタ・フォーマンを3巡目指名し、攻撃陣を強化した。
先シーズン、268キャリーで1,073ヤードという成績をマークしたテキサンズ先発RBラマー・ミラーは自身の負担を軽減してくれるだろうとフォーマンの加入を歓迎している。
現地6日(土)、『Houston Chronicle(ヒューストン・クロニクル)』を通じてミラーは「フォーマンがテキサンズに来てくれてうれしい。彼と一緒に戦えることを楽しみにしているし、彼ならチームに貢献すること間違いなしだ。彼のあのパワーと言ったらすごいからね。良い指名だったと思う」と語った。
先シーズンのミラーは負傷によってレギュラーシーズン最後の2試合を欠場している。ヘッドコーチ(HC)のビル・オブライエンはシーズンを通し、とりわけパスゲームにおいてはチームがミラーを酷使し過ぎたことを認めた。
「ラマーはシーズン序盤からキャリーし過ぎた。本当に頼りになる存在であるからこそ、チームは彼に依存してしまった。彼は毎日万全な状態で試合に来てくれたし、痛みがあってもこらえてくれた。足首、肩、脇腹と数カ所に痛みがあったにもかかわらず、彼はプレーを続けてくれた。また、彼は練習を休むこともなかった。チームのロッカールームに必要なのは彼のような選手だ」
「数試合で30キャリーは少し多すぎると感じる。今のRB陣はかなり選択の幅が広がっているから、1月に万全な状態で臨んでもらうためにも、レギュラーシーズン序盤ではラマーの多用はなるべく避けたい」
テキサンズのパスゲームにおける不確定要素はまだ多いものの、健康なミラーと新人フォーマンの存在がクオーターバック(QB)にのしかかるプレッシャーを軽減してくれることは間違いない。たとえそれがトム・サベージであろうと、ルーキーのデショーン・ワトソンであろうとだ。
最後にミラーは自身の状態についてこう語った。
「良い感じできている。体調管理に気を使い、リハビリにもしっかり取り組んでいる。現時点で体には全く問題ない」