チーム再建中のシカゴ・ベアーズがベテランのラインバッカー（LB）を獲得した。

ベアーズは現地8日（月）、ダン・スクタと1年契約を交わしたと発表している。ここ2シーズンはジャクソンビル・ジャガーズに所属していたスクタ。ジャガーズ在籍時にはトッド・ウォッシュ守備コーディネーター（DC）の下でアウトサイドのLBとしてプレーしていたが、ベアーズではビック・ファンジオDCの下、インサイドLBとして働くことになりそうだ。

2013年から2014年までにかけてサンフランシスコ・49ersでファンジオに指導を受けたスクタは30試合中18試合に先発出場を果たしている。

スクタとの契約が意味するのは、昨年11月に膝蓋腱（しつがいけん）を損傷していた先発LBダニー・トレバサンが2017年の開幕戦には間に合わないということだ。トレバサンが負傷離脱して以降は若手のニック・クウィアットコスキーにその穴を埋めさせようとしたものの、負け越しが決まったシーズンで多少の試合経験を積む以外に大きな成果は得られなかった。チーム刷新を図る中、ベアーズはファンジオDCとも面識のあるベテランのスクタにトレバサンの穴埋めを託すことになる。

【各チームの選手情報】

1．サンフランシスコ・49ersは現地8日（月）、再契約からまだ5週間しか経っていないランニングバック（RB）ドゥジュアン・ハリスを放出。チームはRBカプリ・ビブスを獲得し、今ドラフトではRBジョー・ウィリアムスを指名していた。

2．シアトル・シーホークスは元49ersのRBマイク・ デイビスをウェイバーで獲得したと発表。

3．RBテレンス・ウエストは8日、ボルティモア・レイブンズのRFA（制限付きフリーエージェント）テンダーにサインした。ウエストは2014年ドラフト3巡目でクリーブランド・ブラウンズから指名を受けている。