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新人RBクックがバイキングス攻撃陣のカンフル剤に?

2017年05月10日(水) 12:41


ミネソタ・バイキングスからドラフト2巡目指名を受けたダルヴィン・クック【AP Photo/Matt Rourke】

2017年ドラフトでは実力派のランニングバック(RB)が数多く指名された中、ミネソタ・バイキングスが獲得したフロリダ州立大学出身のRBダルヴィン・クックは今後、リーグのダークホース的存在となるかもしれない。

5月から8月にかけてポジションコーチに対して行う質問があまり意味を持たないのは、各チームが一様にして楽観ムードにあり、その回答もほとんど全てがポジティブなものにしかならないのが原因だ。各コーチはこの時期が過ぎた頃から新人選手の欠陥に気づき出す。しかしながら、バイキングスのRBコーチを務めるケネディ・ポラマルは新人RBクックに対して少し異なる見方をしている。

ポラマルは地元紙『Star-Tribune(スター・トリビューン)』に「自分の形を探そうと必死の若手選手をこれまでに何人も見てきた。彼らがどんなサポートを必要としているのかはすぐに分かる。だが、ダルヴィンは本物だ。いつでも自分の形でプレーできている。まだ早すぎるかも知れないが、彼は大物になりそうだ」と明かした。

クック本人はというと、「チームは良いスタートを切れていると思う。みんないつもとは違う感じじゃないかな」とのコメントを残している。

フリーエージェントでRBエイドリアン・ピーターソンがチームを去ったものの、バイキングスはそれ以上に相手チームにとって脅威となるであろう2人のRBを手札に加えた。

2017年ドラフトで指名されたレナード・フォーネットとクリスチャン・マカフリーという2つの原石はキャリア1年目から輝きを放つ可能性を秘めている。その一方で、ここ10年ほどにわたって何の変哲もなかったバイキングスのランゲームの変革を担うのはクックとラタビアス・マレーになるだろう。

両者と共に、ポラマルは今までとは違う新たなバイキングスのフットボール形成に尽力する。