アリゾナ・カーディナルスは先発クオーターバック（QB）カーソン・パーマーが負傷した際のバックアップQB候補としてブレイン・ギャバートと現地時間11日（木）に1年契約を結ぶ意向だと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じた。今後ギャバートはQBドリュー・スタントン、マイアミ大学（オハイオ）出身QBザック・ダイサートとの2番手QB争いに加わることになる。

このニュースは『ESPN』が最初に報道したものだ。

過去にはQBライアン・リンドリーやQBローガン・トーマスを投入せざるを得ない危機的状況に陥ったこともあるカーディナルス。控えQBの重要さを学んだジェネラルマネジャー（GM）スティーブ・ケイムは2014年にスタトンを獲得しており、今回もギャバートを迎え入れて控えQBポジションの強化を図ったようだ。

2011年ドラフトでジャクソンビル・ジャガーズに1巡目で指名されたギャバートは、直近3シーズンをサンフランシスコ・49ersの一員として過ごした。ここ2シーズンでは13試合に先発出場し、パス2,956ヤード、15タッチダウン、13インターセプトを記録している。49ers時代はQBコリン・キャパニックの代打として出場した際に着目された。

ギャバートがカーディナルスをスーパーボウルへ導くとは考え難いが、しっかりとした控えQBとして今後も活躍してくれるはずだ。