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元ジェッツのレジェンドQBネイマスがハッケンバーグの起用を提言

2017年05月11日(木) 12:45


ニューヨーク・ジェッツのクリスチャン・ハッケンバーグ【AP Photo/Seth Wenig】

ニューヨーク・ジェッツの先発クオーターバック(QB)は誰にすべきか。これについてはさまざまな意見が飛び交うが、それらほとんどの意見は傾聴に値しないものである。

そんな中、ジェッツのレジェンドである元QBジョー・ネイマスが2017年シーズンのジェッツの先発QBに関する自身の見解を示した。

ネイマスは『NJ.com』を通じて「(クリスチャン)ハッケンバーグが先発になるべきだと思う。将来を見据えたQBが必要だろう」と発言。

今のところ、付け焼刃のQBとして契約したジョシュ・マカウンが開幕戦の先発を任されそうだが、37歳のベテランの故障歴を考慮すれば、たとえヘッドコーチ(HC)のトッド・ボウルズがシーズンの滑り出しに“無難”な選択を取ったとしても、レギュラーシーズンのどこかの時点でハッケンバーグ、あるいは、ブライス・ペリーがフィールドに立つ姿は安易に想像できる。

多くのジェッツファンと意見を同じくし、ネイマスは2年目のハッケンバーグに今シーズンの先発チャンスを与えるべきだと考えている。マカウンがこれ以上成長しないことは明らである一方、ハッケンバーグに関しては未知の部分が多い。

ネイマスは「ジョシュを非難しているわけではない。彼が実力あるベテランで、これまでも所属チームに何度も貢献してきたのは知っている。だが、現実的に見て彼が先発のままでプレーオフやスーパーボウルは目指せるのか。可能性のある者を選ばなくてはならない」と語った。

ハッケンバーグがジェッツの将来を背負うQBとなるならば、チームは長年抱えてきた問題をようやく解決できることになる。もしそうでなければ、来オフシーズンのドラフトでジェッツは南カリフォルニア大学のQBサム・ダーノルドを指名するだろう。ドラフト2巡目指名のハッケンバーグが将来的なチームのエースQBになれるかどうか。これはチームがチャンスを与えないことには分からない。