RBクリスティン・マイケルがペイトリオッツを訪問
2017年05月11日(木) 13:31ニューイングランド・ペイトリオッツがさらなるバックフィールドの強化を狙っているかもしれない。
現地9日(火)、フリーエージェント(FA)のランニングバック(RB)クリスティン・マイケルがペイトリオッツの元を訪問した。シアトル・シーホークスからドラフト指名を受け、直近までグリーンベイ・パッカーズに在籍していたマイケルは同チームによって今月初旬にリリースされていた。パッカーズではレギュラーシーズン終盤にかけて6試合に出場している。
シーホークス在籍後、ダラス・カウボーイズ、ワシントン・レッドスキンズと渡り歩いたマイケルはシーホークスと再契約を交わした2015年のシーズン後半にようやくその輝きを見せた。前年の良い流れをそのままに突入した先シーズンであったが、マイケルは昨年11月に再びシアトルを去ることとなった。
パッカーズでは大きな活躍を見せなかった同選手だが、ニューイングランドという新たな土地でどういった形のプレーができるのかを想像するのは面白い。パスダウンのスペシャリストであるディオン・ルイスやジェームス・ホワイトに加え、レックス・バークヘッドやマイク・ギリスリーというリーグ屈指のRBを補強したペイトリオッツが何を企んでいるのかは気になるところだ。
【各チーム、FA選手の動向】
1.ミネソタ・バイキングスは元ペイトリオッツのワイドレシーバー(WR)マイケル・フロイドと契約。その契約内容は1年およそ150万ドル(約1億7,000万円)だが、インセンティブを含めると最高600万ドル(約6億9,000万円)にまで上昇する可能性がある。
2.元バイキングス、サンフランシスコ・49ersのラインバッカー(LB)ジェラルド・ホッジスが現地10日(水)にニューヨーク・ジェッツを訪問。26歳の同選手はカンザスシティ・チーフスとシーホークスも訪問済みだ。
3.チーフスはガード(G)アンドリュー・ティラーを獲得。ティラーは49ersに在籍したここ2シーズンで14試合に先発出場している。
4.ペイトリオッツは9日、RBレギャレット・ブラントに対してめったに使用されないテンダーを行使。そのテンダーによれば、今年の7月22日までに他チームと契約に至らなかった場合、ブラントはペイトリオッツと再契約を結ぶか、2017年シーズンの第10週まで欠場しなければならない。
5.クリーブランド・ブラウンズのRBアイザイア・クロウェルはセカンドラウンドの制限付きFAテンダーでサイン。