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スティーラーズQBロスリスバーガーは真剣に引退を検討していたと元OTコロン

2017年05月17日(水) 10:25


ピッツバーグ・スティーラーズのベン・ロスリスバーガー【AP Photo/Ed Zurga】

今オフシーズン、ピッツバーグ・スティーラーズの大エースクオーターバック(QB)であるベン・ロスリスバーガーの引退については誰も口を開くことはなかった。

しかしながら、元チームメートの1人は35歳のQBがNFL13年間のキャリアに終止符を打つことを真剣に考えていたことを明かしている。

スティーラーズでオフェンシブタックル(OT)を務めたウィリー・コロンは現地16日(火)、『Pro Football Talk Live(プロフットボールトーク・ライブ)』の中で「ベンと座りながらゆっくり会話した。彼の言葉の中でも印象に残っているのは彼が引退を真剣に考えていたことだった。彼はこれまでに数多くのケガと闘ってきた」と語った。

コロンは今シーズンのフロントファイブがどの程度“ビッグ・ベン”を守れるかによっては来オフシーズンもまた、ロスリスバーガーが自身の引退について考慮することになるだろうと明かした。

コロンは「ベンはプレーしたがっているが、オフェンシブライン(OL)のことが常に気にかかっているようだ。ベン・ロスリスバーガーの身体には十分に配慮する必要がある。ベンを守れるか。シーズンを通して彼が負傷を避けられるか。スティーラーズのOLや彼らの能力であれば不可能ではない」とも述べている。

あまり騒がれることはないが、スティーラーズのOLはリーグ随一とも言える存在だ。スティーラーズが誇るQB、ワイドレシーバー(WR)、ランニングバック(RB)のトリオは他のチームでは見られない完璧なバランスを保つ。

ロスリスバーガーを支えるロースターには十分な実力を持つ選手が多数いる。彼らと共に、ロスリスバーガーはもう一度スーパーボウル出場を目指すのだ。

大きな故障さえなければ、“ビッグ・ベン”が3度目のロンバルディ・トロフィーを獲得するチャンスは大いにあるだろう。