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いまだ入団先が決まらないフリーエージェントRBブッシュ

2017年05月23日(火) 09:25

レジー・ブッシュ【AP Photo/Seth Wenig】

今オフシーズン、実力派のベテランランニングバック(RB)たちはフリーエージェント市場の動きの遅さにもどかしさを感じていたはずだ。だが、最近になってようやく30代のRBたちの新天地が決まりだしている。

そんな中、現地22日(月)に放送された『NFL Network(NFLネットワーク)』の“Up To The Minute Live(アップ・トゥ・ミニット・ライブ)”の中でRBレジー・ブッシュは2017年もプレーを希望していると語った。

「それが自分のプラン。12年目に入るが、まだまだ活躍できるとは思っている。フィールドを去る前にまだやり残したことがたくさんある。あと何年できるかは分からないが、10年目を超えたら毎年が勝負の年。まだ情熱は衰えていないし、今シーズンもプレーできるのを楽しみにしている。トレーニングも続けているし、体の状態は申し分ない。今年の9月にはどこかのチームでプレーしていたい」

先シーズンはバッファロー・ビルズで13試合に出場したブッシュ。7キャッチで90レシーブヤード、1ラッシングタッチダウンを決めたものの、12回あったランの機会でマイナス3ヤードと絶望的な数字も残した。

これらの数字を見ればフィールドに復帰するチャンスが少ないのも納得だが、ブッシュは今オフシーズン、これまでに複数チームと面談を行っていたようだ。

オファーを受けたかどうかを問われたブッシュは「そうだ。2,3チームとは話し合いをした。もう少し待ってみて自分と家族にとって正しい判断は何なのかをはっきりとさせたい」と語った。

もし元ドラフト全体2位指名のブッシュがNFLでのキャリアを続行するつもりなら、ケガで選手を欠いたチームが緊急で選手を補強する時期を待つことになるだろう。

ベテランRBに対する今オフシーズンのフリーエージェント市場の冷遇が自身の今後の決定に影響するかどうかを尋ねられたブッシュはこのように答えた。

「人によるだろう。お金のためにプレーするならそうなる可能性はあるが、俺は8歳の時にフットボールを始め、いつだって消えることのない強い情熱を抱いている。現時点で俺が言えるのは、十分なお金は受け取ってきたから俺はもうそのためにプレーするわけではないということ」