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ベアーズがポジションをまたも変更、ロングはLGに

2017年05月23日(火) 12:01


シカゴ・ベアーズのカイル・ロング【Jeff Haynes/AP Images for Panini】

シカゴ・ベアーズが3年連続でカイル・ロングのポジションを変更する。

複数の情報元によれば、ベアーズはロングのポジションをレフトガード(LG)に変更し、ライトガード(RG)にジョシュ・シットンを起用する方針だと『Chicago Tribune(ザ・シカゴ・トリビューン)』のブラッド・ビッグズが報じたという。

2015年には開幕1週間前にロングをライトタックル(RT)へと変更したベアーズ。同チームはその翌年には同選手を元のポジションであるRGに復帰させ、今回またポジションを変えている。

ロングが昨年11月に負傷した足首をリハビリ中であることが、ポジション変更をより難しくするだろう。28歳のロングは大学以来LGとしてプレーしたことはない。だが、チームはセンスの塊で抜群の身体能力を持つオフェンシブライン(OL)がこのポジション変更で大きな問題を抱えることはないと踏んでいる。一方のシットンは4年間、RGとしてグリーンベイ・パッカーズで活躍した選手だ。

今やベアーズはインテリアラインメンにプロボウルに選ばれるだけの実力を持つロング、シットン、そしてセンター(C)のコーディ・ホワイトヘアを並べることになった。3人の立ち位置が変ろうとも、ベアーズの攻撃陣を支えていくのはこのメンバーで間違いない。それでも、ヘッドコーチ(HC)のジョン・フォックスがオフェンシブタックル(OT)、ワイドレシーバー(WR)、クオーターバック(QB)、バックアップのランニングバック(RB)といった多数のポジションにいまだ不安を抱えているのは事実だ。