QBキャパニックがシーホークスを訪問
2017年05月25日(木) 09:26元サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)コリン・キャパニックにようやくプレーできるチャンスがやってくるかもしれない。
シアトル・シーホークスは現地24日(水)にキャパニックとの面談を行った。これはある情報筋から『NFL Network(NFLネットワーク)』のオマール・ルイスに伝えられたもの。この面談は挨拶を交わしてお互いの情報を交換する場として設けられたようだ。シーホークスはまた、フリーエージェント(FA)のQBオースティン・デイビスとも面談を行っている。
NFLネットワークのイアン・ラポポートは24日朝、キャパニックがシーホークスのワークアウトに参加する予定だと報じた。
エースQBラッセル・ウィルソンを支えるベテランのバックアップQBを欲していたシーホークス。ヘッドコーチ(HC)のピート・キャロルは先週、キャパニックとロバート・グリフィン三世の2人とはすでにコンタクトを取っていると明かしていた。
ワークアウト参加はキャパニックが引退を考慮しているとのうわさを払拭(ふっしょく)する最初のチャンスになる。昨季の負傷によって体重が減少した29歳のキャパニックにとっては、すでに万全の状態に復活している事を証明する良い機会ともなりそうだ。
シーホークスのディフェンシブタックル(DT)マイケル・ベネットは先週、キャパニックがチームに“完璧”にフィットすると語っている。また、ラポポートが以前報じた内容によれば、QBウィルソンはキャパニックの加入について全く問題視していないとのことだ。
バックアップQBの選択肢は他にも存在する以上、このトライアウトはキャパニックにとって100%の保証にはならない。それでも、スーパーボウルにも出場した同QBにとっては2017年のロースター入りに向けた絶好の機会であることは間違いない。