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ビルズがTコアンジョをリリース

2017年05月25日(木) 13:26

サイラス・コアンジョ【Aaron M. Sprecher via AP】

バッファロー・ビルズがタックル(T)サイラス・コアンジョと袂(たもと)を分かつ。

2014年ドラフト2巡目のコアンジョはニューヨーク州エルマの野外で“服を着ていない”状態で発見された1カ月後、フリーエージェント市場に身を投じることとなった。

先シーズンのコアンジョは12試合の出場中、先発は5試合。キャリアを通して負傷の日々が続いたものの、レフトタックル(LT)としての活躍はこの先に期待を抱かせるものでもあった。

今回の動きを見れば、新ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモットと新ジェネラルマネジャー(GM)のブランドン・ビーンの2人が今までよりも厳格な体制を敷いていることが分かる。ダグ・ホエーリーがGMを務めていた時代のドラフト指名はことごとく失敗に終わったが、2017年ドラフトでは2巡目でテンプル大学からオフェンシブタックル(OT)のディオン・ドーキンズを指名し、チームは今やオフェンシブライン(OL)における1対1での勝負に自信を抱いているようだ。

ビルズはまた、タイトエンド(TE)ウェス・サクストンとワイドレシーバー(WR)ロッド・ストリーターの獲得も発表している。

新人オフェンシブラインメンたちがプロレベルへの順応に苦戦を強いられる中、複数のチームが新たな掘り出し物を市場に求める可能性は高い。その際には間違いなくコアンジョの名前が再びメディアに登場することになるだろう。コアンジョが正気を保ち、健康な状態を維持することができるなら、今シーズンもどこかでプレーできるチャンスがありそうだ。