故障者情報:タイタンズのQBキャッセルが6週間の離脱
2017年06月01日(木) 13:366月になったばかりゆえにまだ時間的な余裕はあるものの、1人のクオーターバック(QB)を長期間欠くことになったのはテネシー・タイタンズにとって痛い出来事であった。
先発QBマーカス・マリオタが足の骨折で離脱してから5カ月、バックアップQBのマット・キャッセルもまた負傷によって長期間の離脱を余儀なくされた。ベテランのキャッセルは現地30日(火)に投球を行う側の親指を負傷し、これによって同選手はピンを挿入する手術を行うこととなった。同選手の不在期間は6週間程度となる見込みだと水曜日にヘッドコーチ(HC)のマイク・ムラーキーが記者に伝えている。
先シーズン、先発QBマリオタが第16週に負傷離脱するまでの間にその控えを務めていたキャッセルは、マリオタのアクシデント後の残り1試合を含む数試合に出場した。35歳の同選手がマリオタのバックアップとして十分な役割を果たしている一方で、3番手のQB争いに関してはし烈を極めている。現在、トリックショットの名手だったアレックス・タニー(キャリア通算で14パスアテンプト)と先日ドラフト外から契約を交わしたフリーエージェント(FA)のタイラー・ファーガソンがその座を争っている。
【その他、31日までに判明している各チーム故障者情報】
1.OTA(チーム合同練習)中に負傷したクリーブランド・ブラウンズのワイドレシーバー(WR)コーリー・コールマンは当初の診断よりも少しばかり深刻な状態だったようだ。HCのヒュー・ジャクソンによれば、コールマンの復帰はトレーニングキャンプ頃になりそうだとのこと。
一方で、ルーキーのディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレット(非公開の負傷)は火曜日の練習に参加した。同選手は木曜日の練習にも参加予定だが、水曜日の練習を欠席している。今回のギャレットの負傷はテキサスA&M大学在籍時の2016年に痛めた足首とは無関係であるとジャクソンHCが明かした。
2.インディアナポリス・コルツのチャック・パガーノHCによると、QBアンドリュー・ラックに関する新たな情報はなく、順調にリハビリをこなしているとのこと。
3.シアトル・シーホークスのセーフティ(S)アール・トーマス(足)は水曜日のOTAでほぼ全てのメニューをこなした。
4.デンバー・ブロンコスのバンス・ジョセフHCはLBシャキール・バレット(臀部/でんぶ)が手術を要しないことを明かした。しかしながら、チームによればバレットの復帰には少なくとも数カ月がかかるとのことだ。